2022年第1四半期の概要:
• 売上高は2億2,100万ユーロ (日本円で約298億円*)2021年第1四半期: 2億4,000万ユーロ)
• パワーコンディショナ出荷販売実績2.8GW (出力ベース。2021年第1四半期: 3.4GW)
• EBITDA (税引前利益に、特別損益、支払利息、および減価償却費を加算した値) は1,500万ユーロ(2021年第1四半期: 2,000万ユーロ)
• 自己資本比率は39%と高い割合を維持 (2021年12月31日: 39%)
• 取締役会は、2022年度の売上・利益方針を固める *1 EUR = 135.09 JPYで換算(2022年5月17日時点)
2022年5月11日 – 2022年第1四半期、SMA Solar Technology AG (SMA/FWB:S92) の売上高は2億2,060万ユーロとなりました (2021年第1四半期: 2億4,040万ユーロ)。売上が前年同期比で減少しましたが、これは引き続き電子チップの供給が逼迫していることに起因します。また、2022年第1四半期の受注は記録的好調を見せ、2022年3月31日現在の受注残は10億4,740万ユーロとなりました (2021年3月31日: 8億3,570万ユーロ)。うち半分以上の5億7,210万ユーロは、製品事業によるものです (2021年3月31日: 3億5,450万ユーロ)。
純利益は300万ユーロ (2021年第1四半期: 800万ユーロ)、1株当たりの利益は0.09ユーロに減少しました (2021年第1四半期: 0.23ユーロ)。ネットキャッシュは1億9,990万ユーロと、前年末の水準を下回りました (2021年12月31日: 2億2,170万ユーロ)。自己資本比率は39.1%と堅調に推移しました (2021年12月31日: 39.0%)。さらに、SMAはドイツ国内の銀行に1億ユーロの融資枠があります。
SMA Solar Technology AGの最高経営責任者 (CEO) Jürgen Reinertのコメント「2022年第1四半期には、過去10年間で最高の受注量を記録しました。特に3月は、受注量と売上高がいずれも非常に好調に推移しました。既存の製品やソリューション、そしてここ数か月のうちに市場発表された製品やソリューションに対して、お客様からの強い要望があります。電子部品に関しては供給の逼迫状況が続いていますが、年末までには製品関連の受注高の大部分を売上として計上する見込みです。今後数年間は、太陽光発電の中核事業と、蓄電池システム、エネルギー管理、eモビリティ、水素製造といった将来性のある分野の両方において、大幅な市場成長を見込んでいます。部品の不足が解消されれば、SMAは利益を得ることができます。SMAはStrategy 2025の一環として、将来のエネルギー供給の中心となるあらゆる分野のお客様にソリューションを提供するエネルギー転換企業になるため、進化を続けています。お客様に高い利益をもたらす完全なソリューションに重点的に取り組んでいます。」
SMA の取締役会は、2022 年度の売上高および利益方針を2022 年3 月1 日の発表通りに固め、売上
高は9 億ユーロから10 億5,000 万ユーロ、EBITDA は1,000 万ユーロから6,000 万ユーロになると見
込んでいます。現在、取締役会は、ウクライナでの戦争は予測への脅威とならないと見ていますが、
現時点で最終的な評価は不可能です。
2022 年1 月から3 月までの四半期ごとの声明はwww.SMA.de/IR/FinancialReports でご覧いただけます
。SMA の年次総会は2022 年5 月31 日にオンラインで開催されます。
SMAについて
SMAグループ は太陽光発電および蓄電システム技術で世界を牽引しており、未来の分散型再生可能エ
ネルギー供給を目指し、現在の規格を制定しています。SMA製品ラインには、あらゆる電力クラスの
太陽光発電および蓄電システム、インテリジェントなエネルギー管理システム、電気自動車の充電ソ
リューション、Power-to-Gasアプリケーション向けソリューションに向けた、効率的な太陽光発電パワ
コン、バッテリーインバータ、総合的システムソリューションが幅広く含まれています。太陽光発電
所の運用・保守サービスまで、幅広いサービスを行っているほか、デジタルエネルギーサービスを行
っています。110GW超の総出力を有するSMAパワーコンディショナは、世界中の190を超える国に設
置されています。数々の賞を獲得したSMAの技術は、1,700 以上の特許や実用新案によって保護され
ています。2008年より、グループの親会社であるSMA Solar Technology AGは、フランクフルト証券取
引所のPrime Standard (S92) に上場し、SDAX指数に組み込まれています。