SMAグループ、2025年度を予想通りスタート

2025年5月8日、ニーステタール – SMA Solar Technology AG (SMA/ISIN: DE000A0DJ6J9/FWB: S92) は、2025年第1四半期を予想通り完了しました。グループの売上高は、2024年の第1四半期の€3億6,180万に対し、€3億2,770万に達しました。

 

• 売上高は€3億2,770万*(日本円で約539億円)で、予想通り前年を下回る (2024年Q1: €3億6,180万)
• EBITDAは€2,460万1 (2024年Q1: €4,990万2 )
• 2025年3月31日現在の受注残は€13億 (2024年3月31日: €15億)
• 取締役会は、マクロ経済環境の悪化、不安定な関税政策による不確実性により、売上高は €15億から€16億5,000万、EBITDAは€7,000万から€1億1,000万と予想


予想された通り、2025年第1四半期のホームソリューション部門および産業用ソリューション (C&I) 部門 (2025年5月1日にホーム・産業用ソリューション部門に統合) の売上高は、需要は正常化 したものの、販売代理店の在庫が一部高い水準にあることの影響を受けました。このような背景か ら、ホームソリューション部門の売上高は€2,190万 (2024年Q1: €6,260万)、産業用ソリューション (C&I) 部門 の売上高は€2,630万 (2024年Q1: €7,050万) となりました。特別高圧連系・プロジェクトソ リューション部門は計画通り、前年同期の€2億2,870万から2025年第1四半期は€2億7,950万と、大幅 成長を見せました。

 

グループのEBITDA (イービットディーエー。利払い・税引き・償却前利益) は前年同期の€4,990万2に 対し、€2,460万*1となりました。これはEBITDAマージン7.5%に相当します (2024年Q1: 13.8%)。この不 振の要因には、ホームソリューション部門および産業用ソリューション (C&I) 部門の売上減少とそれ による固定費の減額が挙げられます。EBIT (イービット。利払い・税引き前利益) は€1,140万1でした (2024年Q1: €3,820万*2 )。これはEBITマージン3.5%に相当します (2024年Q1: 10.6%)。

*1 保険金請求の和解に関連する保証金の支払い約€1,000万を含む(Corporate segmentで報告)
*2 elexon GmbHの株式売却による€1,900万を含む (Corporate segmentで報告)

 

特別高圧連系・プロジェクトソリューション部門は、売上水準が高かったこととそれに伴う生産性の 向上により、前年同期比で収益性がさらに向上し、EBITは€5,030万 (2024年Q1: €4,130万) に達しま した。ホームソリューション部門および産業用ソリューション (C&I) 部門のEBITは、売上水準が低 かったことから減少しました。ホームソリューション部門は –€1,960万 (2024年Q1: –€360万)、産業 用ソリューション (C&I) 部門は–€2,640万 (2024年Q1: –€1,820万) に達しました。

 

SMAのCEOであるJürgen Reinertのコメント
「2025年の第1四半期は、ホームソリューション部門および 産業用ソリューション (C&I) 部門の受注にわずかな改善が見られました。第2四半期以降 を見据えてこれら2部門の流通における在庫が正常になり全体的に受注の変動が少なくなることによって、過去 2会計年度と比較して通常の水準に戻ると期待しています。特別高圧連系・プロジェクトソリュー ション部門も引き続き好調に推移し、受注残は前年同期の高水準で推移しました。しかし、米国の不 透明な関税政策や投資の延期などによる潜在的な太陽光発電業界への影響は、依然として不確実性の 主な要因となっています。」

 

SMAのCFOであるKaveh Rouhiのコメント
「2025年第1四半期の売上高と利益は、当社の予想と一致し ています。特別高圧連系・プロジェクトソリューション部門の売上高と利益は、引き続き好調に推移 しました。計画通り、ホームソリューション部門および産業用ソリューション (C&I) 部門の業績 は、前年同期を下回りました。さらに、計画された収益改善を徐々に達成するために、再編・改革プ ログラムの実施に取り組んでいます。」

 

当期純利益は€550万でした (2024年Q1: €2,850万)。したがって、1株当たり利益は€0.16となりました (2024年Q1: €0.82)。

 

SMAグループのキャッシュフローは、前年の–€4,570万から€9,610万へと大幅に増加しました。再編プ ログラムの早期成功によりネットキャッシュも大幅に改善し、2025年3月31日現在€1億7,650万と、年 末の水準 (2024年12月31日: €8,420万) を明らかに上回っています。自己資本比率は34.0%で (2024年 12月31日: 35.9%)、SMAは引き続き強固な自己資本基盤を維持しています。

 

2025年3月31日時点の受注残は€12億9,390万でした (2024年3月31日: €14億6,780万)。このうち4分 の3以上の€9億7,210万が製品事業によるものです (2024年3月31日: €11億230万)。そのため、製品関 連の受注残は年末と比較してわずかに減少したに過ぎません (2024年3月31日: €10億3,330万)。

 

マクロ経済環境が悪化していること、不安定な関税政策によって不確実性が増していること、そして SMAの事業に直接的および間接的影響を与える可能性があることから、取締役会は売上高とEBITDA は、ガイダンスの範囲である€15億から€16億5,000万、€7,000万から€1億1,000万の下限になると予想 しています。

 

追加情報
2025年1月から3月までの四半期報告書はwww.sma.de/en/investor-relations/publicationsに公開されていま す。SMAは2025年5月8日午前9:30に開催されるアナリストと投資家向けのカンファレンスコールで事 業展開について説明します。アナリスト予想 (コンセンサス) の概要はAnalyst Coverage & Consensus | SMA Solarをご覧ください。

 

SMAについて
SMA グループは太陽光発電および蓄電システム技術で世界を牽引しており、未来の分散型再生可能エ ネルギー供給を目指し、現在の規格を制定しています。SMA製品ラインには、あらゆる電力クラスの太陽光発電および蓄電システム、インテリジェントなエネルギー管理システム、電気自動車の充電ソ リューション、Power-to-Gasアプリケーション向けソリューションのための、効率的な太陽光発電パワ コン、バッテリーインバータ、総合的システムソリューションが幅広く含まれています。他にも総合 的サービスを行っているほか、デジタルエネルギーサービスを行っています。過去20年間で世界中に 設置された約144GWの総出力を有するSMAパワーコンディショナは、年間6,400万トン超のCO2排出 の削減に貢献しています。数々の賞を獲得したSMAの技術は、1,600以上の特許や実用新案によって保 護されています。2008 年より、グループの親会社である SMA Solar Technology AG は、フランクフルト 証券取引所の Prime Standard (S92)に上場し、SDAX指数に上場しています。

 

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