SMAジャパン株式会社は、当社が提供する大規模ストレージシステム用蓄電池パワーコンディショナ「Sunny Central Storage UP-XT」シリーズおよび太陽光向けパワーコンディショナ「Sunny Central UP」が、JC-STAR認証を取得したことをお知らせいたします。
JC-STAR(Japan Cyber-Security Technical Assessment Requirements)認証は、IoT製品のセキュリティ機能を評価・可視化する日本独自の制度であり、2025年3月よりIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)によって運用が開始されました。国内外のセキュリティ規格(ETSI EN 303 645、NISTIR 8425等)と調和しつつ、IoT製品に求められるセキュリティ要件を満たしていることを証明するラベルが付与されます。
Sunny Central Storage UP-XTは、最大出力4600kVA、最大DC1500Vに対応した高性能双方向PCS(パワーコンディショナ)であり、高圧・特別高圧系統蓄電所向けに最適化された設計を特徴としています。さらに、自立運転(ブラックスタート)機能やグリッドフォーミング向け慣性力機能など、次世代の電力供給に対応する高度な機能を備えています。
Sunny Central UPは、最大出力4400kVA(DC1500V)を誇る国内最大クラスの集中型PCSです。30年の設計寿命、SMA特許の空冷技術OptiCool™、高い柔軟性と堅牢性を備え、高圧・特別高圧向けの大規模太陽光発電所プロジェクトに最適です。
今回のJC-STAR認証取得により、Sunny CentralUPおよびSunny Central Storage UP-XTは、セキュリティ面でも高い信頼性を持つ製品として、公共インフラや産業用途における調達要件を満たすことが可能となりました。これにより、サプライチェーンリスクの低減や調達者・消費者による製品選定の効率化にも貢献します。
SMAジャパンは今後も、セキュリティ・環境・持続可能性の観点から、より安全で信頼性の高いエネルギーソリューションの提供を目指してまいります。
